とても暑い日が続いています。
昼間だけでなく、夜間もエアコンがなければ家にいられない
という方が多くいらっしゃいます。しかし、その一方で
身体のためにエアコンはほとんど使わない。
省エネのために一日に使用する時間を決めている。
という方もいらっしゃいます。
そこで今日は、なるべくエアコンに頼らずに
快適に過ごせる家にする方法を考えてみたいと思います。
窓を開けて、自然の風が入ってくると
とても心地よい涼しさを感じます。
この自然の風の入りやすい、風通しの良い家にすれば
エアコンに頼らずに過ごすことができるのではないでしょうか?
風通しの良い家にするためには・・・
風の性質を知る必要があります。
①春から秋にかけての自然風は南から北に向かって吹く。
風というのは気圧の高いところから低いところに
向かって吹くもので、日本ではこの時期は、
南の太平洋高気圧から風がやってきます。
そのため、南と北の2面に窓を作り、
南から入った風が建物内を通り抜けて
北から出ていくようにすると効果的です。
②建物内では低い位置から高い位置へと上昇気流が生じる。
周囲より暖かい空気は、質量が軽いため上昇する性質があります。
この性質を利用して、建物の低い位置と高い位置に窓を作ると、
低い位置の窓から、冷たい空気が入り、建物内を上昇して
暖まった空気は高い位置の窓から出ていきます。
これらの2つの風の性質を利用すれば、
風通しの良い家を実現することができます。
しかし、実際に風通しの良い家にする窓を作ろうとする場合には
窓の高さや位置、防犯、プライバシー、
リフォームの場合は特に建物の構造や、材質など
考えなければいけないことがあります。
快適に過ごせる家にするために、一度ご相談ください。