伝承の家
昔の歴史を今につなげる快適空間
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ますます料理が美味しくなるキッチン。
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- 壁の中に入っていた梁も染色して素敵なアクセントに。
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VOICE
- 家の歴史を生かしつつ、快適に暮らしやすく。
- 伝統性の中にいかに機能性を発揮できるようにという点では、よかったかなと感じてます。まったく新品という訳にはいかないので、その当りを上手くエスコートしてくれました。
「先代から引き継いでいる家の形態を損なわないことが一番大切」とおっしゃるご夫婦。
7年前には、建物の維持管理をする上で重要である屋根の葺き替えをしていただきました。
今回はキッチンの段差を解消したい、掃除もしやすくという思いからのキッチンリフォーム。
古民家的な歴史ある家の特徴を生かすため、今まで壁に埋もれていた梁を表に出し、梁や柱を他と見間違えないようにベンガラ色に染色して歴史感を出しました。外部から見ても現状の古民家感を損なわないよう工夫しました。古民家特有の寒さを解消すべく、断熱材を入れて暖かく快適な空間に。入口の位置を替え、少しでもスペースを確保。
キッチン機能のレベルアップ、スペースの確保、高齢世帯向けの段差を無くした形でリフォームし、「他の空間よりも暖かく快適になったので、今までよりこの空間にいる時間が長くなった」とおっしゃるご主人。
手料理のお好きな奥様は、ご近所の友人を招いてお食事会を開かれるほど、この空間を大切に愛おしく感じてくださっています。いつか古民家風カフェを開きたいと夢を語ってくださいました。